息子
息子

息子

先日、大盛況のうちに幕を閉じたクリスマス集会(笑)
準備に追われていると、固い瓶の蓋がまわらなくて
ぐぎぎぎ…と格闘していたら
キッチンの前を通りがかった長男が「なにしてんの」と手を述べて
わたしの手の中にあった瓶をひょいと受け取り
きゅ、っと秒で開けて返してくれました

長女の次に産まれた長男は超、超、超のつくド甘えん坊で
ママが一秒でも見えなくなると、泣いて後を追うような子でした
せまいアパート暮らしだった頃
ママがトイレにいるならと、ドアの真ん前まで這ってきて
出てくるまでじーっと座っているものだから
ドアの内側には「長男注意」の貼り紙がありました
勢いよく開けると吹き飛ばしちゃうからです(笑)

そんな息子も大きくなったもんだ、と嬉しくなり
やっぱり男手があるとこりゃいいなとニヤニヤしてしまいました

お仕事先の所長さん
わたしと同じ頃に独身になられたそうで
はて、奥さまは何を腹に据えかねたのかと謎ではありますが
そこはそれ、まあ夫婦にしかわからないあれこれがあるのでしょうね

そんな所長さんがこの前、食事についてふと漏らしたひと言
「ああーもうお惣菜食べ飽いたー」
こんな切ない言葉があるかとびっくりしました
なるほどわたしは毎日食事を作っているから
お惣菜ちょいと買って食べるなんて超ラクそう!と思ったけれど
作れるけれどおサボりしちゃえ、ってのと
それしか選択出来ないっていうのはぜんぜん違うのだなとしみじみ感じ入りました

そういえば書いていて思い出したのですが、わたしは
幼い頃から何故か、身なりの整った大人の男性が
人目も憚らずにご飯を貪り食う(笑)姿が見ていられなくて
なんだか泣いてしまいそうになる、というクセがありました
スーツなんか着ている中年の男性なんてイチコロです!
駆け寄って抱きしめたくなる衝動を抑える小学生…へんなの。

とまあ、久しぶりの我が子が逞しく育ったことに感動しつつ
あーだこーだに思いを馳せてみたりなんかしている本日朝9:00前
ダラダラとベッドの中にいても怒鳴られたりしない
幸せってちっこいちっこいそれをいかにたくさん見つけられるか、ってことだなと改めて思いましたとさ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA