お出かけをしたい、という高3を車に乗せていると
「ママその髪なんなん?」と言う。
…はい?なんなん、とは?何です?
「それ自分の髪やろ?」
…そりゃそうだわ、誰かの髪の毛なんか乗っけないでしょ。
「やべーな!」
…え?ヤバい?なにが?
少し前に、お手入れあれこれもうやっとられんわ!と
ジョキジョキはさみを取り出して髪を切ったんです
うむ、確かにあちこち切り揃ってはいないだろう。
だがしかし毎朝それなりにごまかしておるつもりだが
カットデタラメじゃん、てそれがバレたのか?
「いや、それってパーマやねんやろ?」
あ、そっち。
くるくるがすごいねーってことね?
まあこれは100%あるがままの地毛ですわ、おほほ。
実は少し前まで、年を重ねて寝たきりになったときも
長い長い髪を三つ編みにすればきっと可愛いわーと思っていたので
その準備を始めよう、と髪を長くのばしていたんで
普段は一つに括っていたからね。くるくるも目立たなかったかもね。
もっともっとのばそうとも思っていたけれど、もーいっか、とジョキジョキ。
(何が”もう良い”んだか。)
扱いやすいし、とっても気に入っているのに
ヤベーな、とは。←すねてる
そういえばこの前の初蹴りのときも笑われたっけな。
「なにその髪?」って。
何ってなによ、ムカつくわー
そういえば「何それ」と言えば(失礼)うちの高1女子、かなり短いボブスタイルなんだけど
ボクシングのときに邪魔になるとかで
6つにブロッキングして結んでいるのです。
それ…わたしが中学生になってすぐの頃にやってたやつ。
それこそ何なん?ではないでせうか。
小学校の卒業式ではショートでしたが伸ばしたくてね、
でもほれ、くせっ毛だからあちこちはねちゃうわけです
毎朝ブローするなんてことも当時は考えたこともなくて
ならば、結ぶまでよ。ということでやっていました
母からは虫のお腹みたいだ、と言われていて
高1の髪型もあなたが教えたのか?と聞かれましたが
いやー、さすがに思春期真っ盛りの女子にはキツいかなと思ってたのに…
遺伝というよりは母の考え方が伝播したんでしょうね
個人的な思い込みを微塵も疑わないというお幸せな思考回路w
本人としては「これしかないっしょ」くらいの感じなのですが
周囲からは奇異に見えるらしいです。
わたしが髪をのばしていた理由も、わたしなりには
めっちゃ筋通ってるわーと思っていたけれど
今のところ100%の確率で「そんな理由!」と言われます
ということは…やっぱりいまの髪型ってヘンテコなのかしら…
でもこれが持って生まれたものだし…
ちなみに虫のお腹スタイルの三女には「毛量やべえ」と言われています
いや、あんたのセンスも相当ヤバいわよと世間的には斜め上同士の争い
もはやどうでもいいが過ぎて清々しい我が家ですw