大好きな同級生がいつだったか
「麗子は料理が上手だな」と言った。
おめえいつ見たんだよコンチクショーと思ったけれど
「ありがとう」と応えた。
ところで今夜のおかず、茄子の甘味噌炒めが絶品すぎて
ひとりで小料理屋行ってみたごっこをしてみた。
「これ、器も素敵だし…これでひと皿いくら?」
「500円だって」
「わー、嬉しい!家でも真似したい味だよね」
「長ネギが良い仕事してるわ…」
「甘味噌って米味噌なのね?九州のお味噌って甘いよね」
「でもあたし出身は東北なのよね」
「えーそうなの、知らなかった!」
「いつかの甘い紫蘇巻き梅干し、あれ青森のなのよ」
「え?でもあなたのおでん、竹輪麩が入ってるじゃない?」
「あ、そっか竹輪麩は関東かな?でも出汁は色が薄くて味付けは西日本なのよね」
「両親は関東のひとだし、祖母は京都のひとだからかしら」
「そういえばお雑煮のお餅は甘い粒あんが入ってたよね!」
「あ、それは四国のお友達に教えてもらったのよ」
「美味しいものお腹いっぱいで幸せよね」
「ほんとね、これでお会計いくらかしら?今夜はおごるわ」
「え、なによ良いわよ割り勘しましょうよ。また来ましょ」
はー幸せ。
ちなみに声に出して一人あそびをしていたため
小5五女が途中から付き合ってくれました。
変におんな言葉を使って話すってのが我が家のごっこ遊びの合図(笑)
おふろからは高1三女と小3末っ子の笑い声、お膝には飼い猫のグリちゃん。
ちなみに皿洗い当番は中3四女、来週受験ですが容赦なしw
我が家の日曜の夜、足りないものはなにもない。