お仕事お疲れさまでした、17:30
帰路の交通渋滞は相変わらずだけど
道往くひとの顔がまだ見える程明るくなりました
寒さに身を屈めたまま足早に何処かへ向かうひと、ひと。
週末の約束へ向かうのか家族の待つ団欒に急ぐのか
いずれのひとにも冬の半ばは越えたことを知らせる夕陽の残像はきっと
これから訪れる夜もまた昼に続くものだという確信を与える力があるのかもしれません
晩秋の落陽のそっけなさに切なさを覚えた心にも
冷たい冷たい冬を越えるための力をあと少しおまけで付け足してくれるかのようです
とはいえ週明けには厳しい寒気が戻ってくるとか。
雪深い地方のあのひとこのひと皆さまにはどうぞいつも以上に
家族や知った人の温もり伝わる機会となりますように。