思い返せば小学生5年生の頃。
担任の先生が男の子を叱り飛ばしている声に震え上がって
次は自分が対象になるのではないかと不安がっていた四女。
家ではパパが大きな声を出すと全ての思考が停止して硬直!
遊び好きで”良い加減”がわならない、過集中、言葉を話さない、などなどなど
診断を取らなければ納得させられないんだろうなーということで受けた発達診断。
自閉症の傾向があり、AEHDもつけときましょかー(ってお気軽やな)てなことでしたが
間も無くパパが家を出て、中学校へ進学。
当時の小学校校長先生が本当にご尽力くださって
関係各方面への配慮を下さりスムーズに連携して頂きました
男性教諭が無理、ということで中学校3年間担任して下さった先生
小さな女性だけれど、しゃんと一本筋の通ったひとで
相手が学年長であろうと生活指導であろうと
四女の特性を根気よく伝えて下さり、いつも盾になってくれました
学力もグレーゾーンギリギリの四女にあれこれ叩き込んで下さり
学校推薦に捻り込んで下さったのもこの先生でした
確かにこれからたくさん越えなくてはならない課題があるんだと思います
国試に受からなければ資格は取得出来ないわけだし。
様々な誘惑が手ぐすね引いて待つ高校生活。
アルバイトに心を奪われればすぐに足元をすくわれることになるでしょう
とはいえとはいえ。
まずはスタートラインに立たせてもらったこと
どんな子にも可能性があるよと示して下さったことが本当にありがたくて
親バカだけでなく担任バカを最大限発揮していただき心から感謝しています
残る数ヶ月をどんな気持ちでこの子が過ごすのか
卒業の日に先生とどんな思いを交わすのか
考えただけで心が喜びに震えます
できることなら立派に夢を追いかける姿を見せ続けられる未来だと良いな。
いろいろ手こずらせた生徒が巣立って行く姿を見送る先生の顔が綻ぶのが目に浮かぶようです
まずは心からの感謝を。