そのひとがいる、と想うだけで幸せになれる
そんな、そのひとがいることは幸せだ
素敵だね、そんなふうに思えたら。
胸の奥がちょっぴり軋む、そのくらいがちょうど良いのかもね
そして、それと同じくらい透明な気持ちで
目の前にいるひとを想えたらきっともっと幸せだろうと思う
目の前にいないひと、はわたしの心のあるところに住んでいて、それは
身体と、自我のいる場所とはちょっと違う次元。
決して揺るがず、仄明るい暖かな場所
だから目の前にいるひとを同じくらい大切に想うために
わたしの心の場所まにまでわたしが移動すればきっと良い
感情が揺れることがあっても
その場所に避難することを覚えていれば
そこにさえ戻ればまた穏やかに過ごせるようにきっと、なれるね
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兄弟たち、わたしはこう言いたい。
定められた時は迫っています。今からは
妻のある人はない人のように
泣く人は泣かない人のように
喜ぶ人は喜ばない人のように
物を買う人は持たない人のように
世の事にかかわっている人は、かかわりのない人のようにすべきです。
この世の有様は過ぎ去るからです。
〜コリントの信徒への手紙一 7章29-31節〜