月: <span>2023年3月</span>
月: 2023年3月

ひとは愛したいのだから

愛する、愛されると言うとそれは 誰かに与えたり受け取ったりするものであるかのように感じてしまうけれど ひとがこの世に来た本当の理由は愛したいから。 愛を知ることはとても難しいです 自分でない誰かを感じるために纏った自我が …

お弁当!

お昼ごはん、食べ終わりました。 お味噌汁には舞茸としめじ、そしてえのきも少々それに茄子と油揚げとお豆腐。 豪華杉内美味し杉内宴じゃ宴! 塩サバもすっかり冷えて落ち着いてしっとり (焼き魚は冷えても旨し) 卵焼きの大葉も良 …

恋しいと思う気持ち

仕事場のPCに表示されたとある町の火災 一瞬で目の前が揺らぎ、慌てて自分の端末を取り出す。 詳細を知りたくて気が急いて何度も入力に失敗する。 どうしよう、どうしよう何かあったらどうしよう どうしよう、ったって何も出来るわ …

流れを変える

今日からお弁当を再開することにしました 今の仕事に就く前は学校で給食を頂いていましたが かれこれ数ヶ月はお昼にはあたたかいスープを1杯飲むだけになっていました 一ヶ月まるまる食事を摂らないという実験を行った結果 わたしに …

水を視る

他者と向かい合ったとき そのひとの何が視えるか感じるのかが少しわかった気がした 目に見えない世界を視るひとが視えるようなもの つまり過去世だとかそのひとの苦しみの具体的な形 例えば「あなたは過去世で夫であるひととは親子で …

ネタが尽きぬ。

子どもが12人もいればそりゃ何かとあって話も尽きないでしょう …って。 ほんと、それ。 ヘンテコファッショニスタの18歳五男を最寄り駅まで送り届ける道々、五男が言う。 「三男が看護師なりたいって言い出したの知 …

割れないコップ

「うちに、割れないコップってある?」と小5五女がいきなり聞いて来た。 うーん、あんたが幼稚園の頃に持ってたお弁当用のコップがもしかしたらまだあるかもね それで、何に使うの?と聞くと 明日の調理実習でお湯を沸かして紅茶を飲 …

ひむがしの

のに かぎろひの たつみえて かえりみすれば つき かたぶきぬ 昨日、仕事からの帰り道の背に負ったのは大きく丸い夕陽でした 空いっぱいを茜に染めるそれは その日一日を温かに過ごしたわたし達の名残の尽きぬのを察したかのよう …

佳き人生を与えられた

と、静かに身体を横たえてそのひとはもうだいぶ小さくなったまなこを押し上げてわたしを見るとそう云った。 最期の時を見送りに来る全ての人に対してそのように述べよう、と準備された台詞のようにそれはあまりにも出来過ぎた言葉であっ …