四女のあれこれに対応が必要で家の中が落ち着かない中でも
日常ってやつはそろりと、留まることなく流れ続ける。
年度初頭ということもあって確認書類の数は半端ないし
それに添付するための証明書もあれこれと必要だったりする
併せて出費過多、部活動の継続費、修学旅行の旅費の徴収、少し前には新しい教科書の購入もあった
今朝は四女と小学生たちが遠足だったのでいつもよりお弁当作りに時間がかかったし
可燃ゴミの日だからにゃん達のトイレ掃除もしなくちゃいけなくて
嗚呼でもお天気が良さそうだから洗濯物も庭に出したい…
なかなか起き出さないチビに声をかけながら
そこらへんに脱ぎ散らかしてあるものを洗濯機にぶち込んで回し
自分も化粧したりお洋服にアイロンをかけたり。
そこへ、ついぞそんなことは目に入らぬとばかりゲームに興じていた中2六男がのこのこやって来て書類にサインしろ、と言う。
おいおま、なんの冗談やねん
ママが一秒もじっとしていないのが目に入らぬか。
つか、なんで昨日出さねえの…
明日にしてくれ、と言うと締切が今日だからとぬかしおる。
え、じゃあお洗濯お庭に出してくれる?そしたらその間に書くわ!
すると、なんと、あろうことか、このクソガキめ
「は?やだ、ダルいし」と宣うた。
ぷつ…
どこかで密やかにごく静かに、けれど確かに
堪忍袋の緒、とやらがキレたのがわかった(そりゃそうだ)
というわけでマミーは自分のお昼のスープの支度をしてお茶をこぽぽぽ…と水筒に注いで
朝ごはんにぐだぐだケチをつけている子を横目に見ながら
つーん!
あたい、もうちだない!!と家を出て参りました。
「行ってきまぁぁーす」
ここから8時間、1mm足りとも家のことなんか思い出すもんか、ばーろー