四女の補導騒ぎがあったせいで三男と久しぶりに電話をしました
高校卒業と同時に就職した仕事場を辞めた、ということは少し前に記事で書きましたが
それも全て本人の選択だし、体験は多くした方が豊かだと考えているので離職自体には何の心配もしていませんでした
ことの発端は四女が泣いて電話をかけてきたよ、という報告。
唯一の拠り所だったネットから隔離するのは酷じゃないのか、という話でしたが
うーん…でもそれは致し方ないのよね、と答えました
ネット上の”知り合い”になら本音を吐露出来る、というのは
言わば”旅の恥はかき捨て”的なものであって
その関係性は他者を大切にする、ということには結びついて行きにくい。
ましてその延長線上でリアルに出会ったとき
こちらの意に介さない行為を強要されかねない可能性が高いよね、って話。
いわゆるヤリモクっていうやつ。
まあそうだよねぇ、と考え込む三男は
受け答えも思考も昔より大人になっているなぁと嬉しくなりました
自分の性格の傾向も割と冷静に分析把握していて
他者に依存し易い、とかフラストレーションを暴力で発散させようとする、などなどを受け入れていましたし
かつて起こした数々の”事件”も、すっかり本人の中で昇華されているなと感じました
結局、1時間以上わちゃわちゃ話し
家を出て自立した子ども達が結束して、残った子達を慮ってくれているのも
この三男がみんなを束ねているのだということがわかり
三男の生来の良いところが活きているなあと思うと
親の手を離れてからの成長が、その子らしさの本領発揮なのだなとつくづく思いました
親がやれることってのは本当に基礎の基礎
あなたはあなたであれば素晴らしい、ということを伝え続けることだけ
そして巣立ちを促すためにある程度意図的に居心地の悪い家であること。
食器洗い、洗濯物干し、部屋の掃除片付けっていう手伝いをさせられたのは本当に良かったと自立した子ども達は全員口を揃えて言います
確かにキツかったから大嫌いだったけど
一人暮らししたときのイージーモード感ハンパないわー、ということだそうで。
それも全て計算済みだわよ…と思いつつ
そこを共有出来るほどに大人になったのだと思うと感慨深いものがありました
目の前にはいなくなってしまうけれど
こうして家族はより深く結びつくのかもしれませんね
「ママが死んだら、ほんとお疲れさまでしたって思うわ」
いや、マジでそれね。あんた達キャラ立ちすぎで日々白目っすよ…