真剣にやれ、とかいう謎指導
真剣にやれ、とかいう謎指導

真剣にやれ、とかいう謎指導

「真剣さが足りない」
わたし自身が学生の頃、何万回も聞いた言葉で
具体的に何に対してそうなのかといえば
校則を遵守する、とか
試験結果を鑑みた対策をとる、だとか
まあ、要するに学生としての態度全般に対して
いつも指導が入っていたわけですが
当時から常々思っていることがあって、指導に対して反論したものです
「わたしが真剣でないと、何を以って判断したのですか?」

校則を守っていないじゃないか!

それは、その校則について思うところがあり
発言の場を与えられなかったため主張を通したという経緯です
校則の内容について協議する場として生徒総会が準備されていますが
なぜ生徒総会は質問の内容次第で発言が認められないんですか?
生徒総会を先生が主導するのはおかしいと思います

この場合先生はわたしに
生徒総会という機会を得ているにも関わらず
正当な手続き無しに、定められているもの
(入学時に確認し遵守するとサインしたもの)を覆すというのはどういう理由か?
と聞いてくれれば良かったのです(笑)

そうすればわたしは上記のように答え
生徒総会のなんたるかについて話題が広がり
そもそも入学前には校則の詳細が伝えられておらず
まして校則を遵守しないのなら登校を許可しない、などという文言は
何処をどう探しても見当たらないよね、とかなんとか。←うざったい

そういえば、これと同じようなことが部活でもありました
朝練に出なかった、として「真剣さが足りない」との指導を受けたけれど納得が行きません。

朝はテスト対策として補講があり、それに参加するようにと教科担当の先生から指導があったため練習には参加しませんでした
(昭和なので)連絡する手段はなく、いなかったのだからおやすみ。としていただく以外にはありませんでした
そもそも部活動は強豪とはいえ学業が優先だと言われていましたしww

「真剣さ」というキーワードは指導に使い易い反面
各々の価値観や判断のポイントが凡そ一致しているという大前提が無ければ全く意味のないものになってしまいます

もしあなたが誰かを指導しようと考えるなら
先ずはそこまで明らかになっている事実を並べ
辿り着くべき結論が明確なのであればそこを目指して理論的に進める
或いは平行思考する余地があるのか?等も含めて協議する必要があります

相手に何をして欲しいのか、して欲しくないのか
相手の理解度に応じてこちらの結論を提示出来ないのなら
指導する立場に立つことはやめた方が良いとわたしは考えています

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