「この子にはわたしがいなければならない」
良いおかあさん、と呼ばれるひとの心の中に潜むそんな思考。
結論から言えばそれは、社会が植えつけた嘘なんです
またはそう思い込むことで、もっと別の痛みを隠したいと感じているのかもしれません。
わたしでなければ子どもにしてあげられなかったことはその子をこの世に産む、ということだけでした
子ども達は、今生をどのような姿かたちで
どのような環境で生きようかと”決めて”産まれて来るからです
胎内に宿りこの世に出てくるも来られないも、全てを知っていて受け入れています
なんでそんなこと言えるの?とお思いでしょうが
もしその答えを本当に求めていらっしゃる方には
「道」でお伝えすることが出来ますのでお問い合わせ下さいね
子育てという、この世において一番濃密な他者との関わりはわたし達の最大の学びの場でもあります
だからこそ、痛い。痛くて当たり前なんです
でもね、誰でも痛いのは好きじゃあないんです。だから
痛みなんか無いってことにしちゃわない?と、子どもに持ちかけて
子どもの方も成長過程の痛みが怖いからと、それを受け入れてしまう。
親が持ちかけても跳ね除ける力を持っている子はラッキーです
その子はこれからも、痛みを恐れずに成長(開拓)を続けるでしょう
わたし達はそれを見守り続けつつ、自分自身としての歩みを続ければ良いのです
おかあさん、は偉大です
その子がその子として生きるための唯一無二の肉体を手渡したからです
その後はその子を見守るもの、成長を見届けるものとして
その子の迷いや苦しみ、痛みさえも
その子のものである、と弁えているべきです
子どもは、あなたから出た者でありながら
あなたとは完全に別の魂を持っているからです