ひとは非常事態に陥った場合も、それをそれとして判断出来にくいという思考のクセを持っています
かつ、自分や自分を取り巻く近しいひと達は”常に難を逃れられる”という根拠のない決めつけがある、と知るべきです
気候が変わり、暑さを軽視出来なくなってきました。
2009年には大分県の高校で部活動中の生徒が熱中症で亡くなっています
親御さんの哀しみがどれほど深いのか、誰しもが想像する事が出来る一方で
冒頭に書いたような思考に陥る危険性はいつも意識しておかない限り、子ども達は危険に晒されることになってしまいかねません
学校も特に子ども達を慮って下さり
熱中症アラートが出た場合はすぐに部活動を中断し
せっかく集まっているから、とプールに入るよう促して下さったりと柔軟に対応して下さっています
保護者としてもやれることはやりたいと考えていたところへお知らせがありました
「試合当番を輪番でお願いします」
…。
うん?
確か試合当番て…朝から終了までつきっきり&先生のお弁当の買い出し…だった…よ…ね?
数年前、サッカー少年団の保護者会長をしていたときは一年間
毎週末殆どが試合でしたので、文字通り朝から晩まで子ども達につきっきりでした
家のことなど何ひとつ出来なかったことを覚えています
こりゃーまたひと悶着あるぞ、と思っていたところ
そりゃそうよね…
「対応不可、制度が変わらないなら退部も検討する」
試合に必要な人数は6人、現在の部員は7人。
さあ、どこから変える?または”伝統”を変えたくない?
家庭の事情が多様化する中での部活動のあり方
そして、担当教員の負担増。
もしかしたらここも非常事態なのかもしれません