開催100回目の記念すべき朝
なんとかねじ伏せたマルシア・ガルケスを小脇に抱えて。
行って来ましたー!!
もともと、古い建物が大好きなわたしにとって
そろり…と丁寧に扱わなければならないと事前に伺っていた「ここちカフェむすびの」さんは
ただ訪れるだけでも垂涎ものの魅力たっぷり
それが、美味しい軽食もありー
同じ本と向き合った方々がいらっしゃると聞けば
行かないわけないじゃないのコンチクショーってところなわけで…
今朝投稿したでしょ。
やっとこさっとこ読んだわけですよ
そうそうないでしょ、読書が死闘だなんてのは。
もちろん自分自身の心の何処かに引っかかった部分は多々あり
でも、それよりもずっと楽しみだったのは
同じ本を皆さんがどのように感じたか、を知れるということ。
無いよ、こんな体験他には!!
昔さ、あったよね。
まだバーコードリーダーでピ、なんてしていなかった頃
小学校の図書館で
次は何を借りようかとわくわくしながら目をつけていたものを辿って行ったとき
むむ!なんと!!
代本板があるやないか。
誰や!わたしの借りたかった本!
持って行きおったーーーー!!
みたいなのが、さ。
あー、アナログってすてき。
それでね、結果から言うとやっぱり素晴らしかったんです
皆さんの考察がどれも奥深くて
あ、そこってそういう意味だったの!とか
ひぇーよく気づいたよなそんなとこ!とか。
とにかくとにかく素晴らしかった。
昔から、ちょっとしたお出かけには
岩波文庫のお気に入りを持って行くような小学生でしたが
出会わなかったよねえ、今の今まで。
誰かと読後を共有する…なんという幸せ!!
哲学対話も読書会も
わたしの人生には無くてはならないものになりそうです。
ずっと独りで続けて来たんですもの。思考する、ということ。
決して受験やテストには役にたたない(笑)でも
他者を介せずとも無限に遊べる時間でした
物思いに耽るって、本当に贅沢。
あー、楽しい。
こんなふうにわたしも誰かに場所を提供したいなあ。
場所といえば世界一のリスペクトは童心回帰農場さん
場を守り、育て続けるルン爺としのぶさんはもう
スケールが大きすぎて、懐が深すぎて何も言えないけれど
ここだってわたしの大好き!が繋げてくれた縁。
九州に引っ越すことがわかる少し前に出会った三好達治が好きすぎて
阿蘇外輪山をぐるりに臨むあの道を知ったときの感動は忘れられません
ああ、ここへ帰って来たなと心から感じ入ったものです
その後、産まれた町へと連れ帰ってくれた大切なひとがいて
幼き日に出会い、交わり、時にすれ違い、再び出会い
次の生では必ず結ばれたいと約束したひととの最後の場所に再び立つことが出来たわけですが
そこは、縁の結び目ではありましたがわたしの故郷ではありませんでした
わたしは九州の、特にここ大分という
なんならまったく誰にも認知されていない(笑)大分市という場所の西の端に
きっといつか「ひとやすみしたいひと」がふらりと立ち寄って
さあーて、また行くか。を生み出す場所をつくりたい。
それを後押ししてくれるであろう学びの場へ来月から参加することになりました
やっぱりね、「好き」がいいよ、うん。