万葉集
万葉集

ひむがしの

のに かぎろひの たつみえて かえりみすれば つき かたぶきぬ 昨日、仕事からの帰り道の背に負ったのは大きく丸い夕陽でした 空いっぱいを茜に染めるそれは その日一日を温かに過ごしたわたし達の名残の尽きぬのを察したかのよう …